先日、静岡県の焼津のパドックさんにて、Ninja250SLとZ250SLを試乗させて頂きました。

Ninja250SLとZ250SLの概要
コンパクトな車体にスタイリッシュなフルフェアリングが特徴的なNinja 250SL。 モデル名の通りスーパーライトな車重はライダーのレベルを問わず軽快で快適なライディングを実現。 搭載しているパワーユニットは、力強い低中速回転域と心地よいピックアップ特性に加え、高速回転域での鋭いレスポンスを両立しています。 軽量・スリム・コンパクトなNinja 250SLは街乗りからスポーツライディングまで幅広いシーンをカバーしライダーへ操る楽しさを提供します。
kawasaki Ninja250SLより引用:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja250sl/
とにかく軽いです。重量の比較表を作ってみました。(Z250SLは’16 9月現在ではABS設定なし)

KawasakiがNinja250がすでに販売されている中にNinja250SLを投入しましたが、20kgも重量が違うと別のバイクです。
同じ単気筒であるCBR250Rより10kg程の軽量化がされています。YZF-R25も2気筒の割りには軽いですね。
Ninja250SLとNinja250SLの比較

緑がZ250SL、赤がNinja250SLです。フルカウルなNinja250SLとネイキッドスタイルなZ250SL…

2台の違いはコクピット回りに大きく現れます。

Ninja250SLはスーパースポーツのようにセパハンでハンドルが絞りこまれています。

Z250SLはアップハンドルスタイル。ただ、ハンドルがあまり上部に湾曲しておらず、割と前傾姿勢を要求されます。

Z250SLの方は、フェンダーレスキットが装着されていますが、どちらも非常にスリム!
走行した感想
今回はNinja250SLとZ250SLを15kmずつ、合計30km程を走行しました。8月の終わりがけの気温28度程度の若干暑い快晴の中、試乗しました。

- 鼓動感がある単気筒エンジンの元気が良い
- 車体が軽くてヒラヒラ走れて、倒しこみが軽い
- エンジンの振動、軽量な車体でロングツーリングには不向き
- セパハンの分か?コーナーリングはNinja250SLの方が乗りやすかった
- 外気温28度でも足が暑い!なんてことはなく快適だった
エンジンには驚いた、同じ単気筒でもCBR250RやPCX125は、正統派な単気筒で非常に振動も少ないですが、SLシリーズは、ドコドコという鼓動感満載でやる気にさせてくれました。
高速道路の巡航は、この元気の良いエンジンだとキツイと思います。
ロングツーリングしたい人はNinja250の方がエンジンは振動が少ないですし、車体の重量感もある為、良いと思います。
SLシリーズは市街地や峠道等のショート走行向きと思いました。
まとめ
今回、Ninja250SL増車を検討していた為、パドックさんに行きました。
公道でZX-10Rは、過ぎたスペックということもありますが、現在10Rが2万キロとなってしまい、’15年7月から1年と2か月で走行距離が1万5千キロも増えてしまいました。
将来10Rで、サーキット通いしたいので、近隣のツーリングはNinja250SL、10Rはロンツー用、PCXは通勤に用途分けし、10Rの走行距離を節約しようかな?と検討中です。
Ninja250SLの1台で、通勤、サーキット、ツーリングこなせるとは思いますが一度10Rの走りを体感すると、なかなか手放す気になれません。
パドックの店長のセリフを借りると、「たまにはステーキも食いたいしなあ(10Rに乗るってことね)」
現在、複数の店で見積もりをとっていますが、最安値は1,000km走行の中古、グリーン、自賠責1年で36万円乗り出しとなりました。(←パドックさんは新車だったので、これより若干良いお値段でした。)
オイル容量が1.3L、レギュラーガソリンでリッター30km/L超えと、経済的にも非常に魅力的なモデルなので、今後どうするのか検討を重ねて購入するタイミングを見極めようと思います。