RX-8後期 Spirit Rの「オイル」と「エレメント」交換、今回は後編です

後期型RX-8のエンジンオイル交換方法(続き)
アルミ製のアンダーパネルを外す

今回はエレメントを交換しますので、アルミ製のアンダーカバーを外します
7点ボルトで固定されています。ボルトのソケットサイズは12mmでした
サビが酷かった為、次回のエレメント交換時には、マツダのディーラーで新品を手配しておこうと思います
ドレンボルトを外し、オイルを抜く
今回、オイルは4L程抜けました。4.5Lのオイルポイがあれば、充分です

ドレンボルトは、対辺8mmのヘックスで外すことが出来ました
ヘックス部がめり込んでいますね。恐らく、エンジン脱着で引きずったり、飛び石でヘックスが破損しないような工夫だと思います
ドレンボルトを締める

このボルトは、M14です。新品のΦ14mmのドレンワッシャーを準備します

締結トルクは、約30N・mです
フィルターレンチを使ってオイルエレメントを外す
肝心の写真を撮り忘れました。アンダーパネルを外したのは、エレメント交換の為です
純正のエレメントサイズはΦ68mmです。ラチェットレンチに装着して使用出来る、フィルターレンチを用意しておきましょう
RX-8後期の、オイルフィルターはエンジン左側面(ドライバー側から)の奥まった位置に装着されており、作業するには狭いです
オイルエレメントを外すと、ドレンから抜けきれなかった古いエンジンオイルが出てきます。オイルポイを下に引く等して、路面を汚さないように注意しましょう
新しいエレメントを装着する

HKSのオイルフィルターを購入しました
恐らく純正採用されている「東京濾器」の外装を使っており、中身のフィルターだけHKS独自品へ交換されているように思います(純正と、穴サイズ、穴位置、フィルターレンチ径Φ68mmも同じですから)

HKSのオイルフィルターのOリング(写真にある黒いゴムリングのこと)には、オイルが塗られていませんでした
Oリングには、「グリス」または「エンジンオイル」を塗布します。組み付け時に、滑りを良くして、正常な形状でOリングを潰し密閉性を確保することが理由です
オイルフィルターの座面をパーツクリーナーやウェスで清掃した後、新品のオイルフィルターを装着します
私はΦ68mmのフィルターレンチを持ち合わせていなかった為、Oリング着座から手締めいっぱいで締めました
本来は、Oリング着座から3/4回転させると、適正なOリング潰し代です
エンジンオイルを注ぐ

新品のオイルを注ぐ際に、誤ってエンジンルームを汚さないように、適当なジョウゴを装着してエンジンオイルは注ぎましょう
オーナーズマニュアルでは4.4Lと記載がありましたが、とりあえず4L注油してみました
10分程、アイドリング暖気する

この際、下手にアクセルを煽る必要は無いです。アイドリングで10分程、暖気させましょう
各部へ新品のオイルが流れ込み、正確なオイルレベルを測定することが出来ます

暖気後に、レベルゲージを確認します
4Lしか注ぎませんでしたが、FULL近くになっていました。本当はゲージ中央がベストです
後は、アルミ製のアンダーパネルを装着し、ジャッキから車を降ろせば作業は完了です
まとめ;実際に走ってみた感想
第一印象は、「良く回る」
エンジンの雑味が減った感じです。高回転までスムーズに回りますし、トルク感も充分にあります
この効果が「オイル」なのか?「エレメント」なのか?、同時交換した為ハッキリとは、分かりません
しかし、HKSエレメント✕Greddyオイル、はアタリだったようです。また、5Lで6千円程ですから費用面でも助かります
耐久性は気になりますが、それは次回オイル交換でレビューしようと思います
以上、RX-8 Spirit Rのオイル交換でした!