ヤマルーブ製の「RS4GP」を入れてみました
Twitterでオススメされて、入れてみましたが非常に良いオイルでした(教えてくれたYZF-R1ノリの方、ありがとうございます^^)
- 納車時:モチュール300V 10W-40
- 1回目:冴強 10W-50
- 2回目:PROSTAGE 10W-40
- 3回目:PROSTAGE 10W-40(北海道ツーリング前に交換、ブログ記載なし)
- 4回目:PROSTAGE 10W-40
- 5回目;PROSTAGE 10W-40(ブログ記載なし)
- 6回目;YAMALUBE RS4GP ←当記事
目次
オイル交換の概要
ZX-10R 2012年 まとめ

- オイル量:2.9L
- オイル量(フィルター交換有り):3.3L
- オイルフィルター締付トルク:17N・m
- ドレンボルト締付トルク:29N・m(記事中のデイトナドレンワッシャーは25N・m)
- ドレンボルトパッキン内径:M12
用意する工具やオイル

上記に加えてパーツクリーナー、ラチェットレンチ(短めがオススメ)、17mmのソケット(ドレンボルト用)、キッチンペーパー等のウェスがあれば、OKです
交換の手順
2012年式のZX-10Rは、カウルを外さずにオイル交換できます
3~5分、暖気する
エンジンオイルは、あたたまると粘度が下がり、抜けやすくなります
水温計が表示される45度付近まで温めます
あまり温めすぎると、火傷するので注意が必要です
エンジンオイルを抜く

オイルポイをドレンボルトの真下にセットして、ドレンボルト(17mm)を緩めてオイルを抜きます
ドレンボルトを装着する(25N・m)


デイトナ製のドレンボルトは25N・mが規定トルクです(純正のドレンワッシャーなら29N・mです)
締め付けには、トルクレンチを必ず使います
理由は、締めすぎてもオイルが漏れしますし、締め付けが足りなくても漏れてしまうからです
オイルエレメントを外す

ドレンボルトを締め、オイルが滴らないことを確認します
そして、オイル受けを1度、移動させます
フィルターレンチを使いエレメントを、ほんの少しだけ緩めます(座面からフィルターが離れればOK)
次に、もう一度オイルポイをセットして、素手で緩めてフィルターを外します
新しいオイルエレメントを装着する(17N・m)

指先にオイルをつけて、オイルエレメントのOリング(画像の黒いゴム部品)に塗ります
Oリング表面のゴムの滑りが良くなり、オイルエレメント締結時に、ゴムがエンジンブロックに正しい姿で潰れ、密閉性を確保できます
また、外した古いオイルエレメントのOリングが、エンジンブロック側に取り残されていないか?も確認しましょう

17N・mの規定トルクで締めます
もし、トルクレンチが無い人は、オイルエレメントを手締め一杯でも大丈夫です
※ただし、Oリングが座面に着座してから3/4回転はさせましょう。(エレメントによって、回転数は異なる場合があります)
オイルエレメント、ドレンボルト周りを清掃
ブレーキクリーナーを吹きかけて、ウェスで拭いてキレイにしておきます
こうすることで、走行後にオイルが滲めば、すぐに確認できます
オイルを注ぐ(3.3Lの定量注油)

オイルジョッキにある目盛りで、オイル量を3.3Lに合わせます
オイルを入れた後は、アイドリングを行いエンジン下部からオイル滲みがないことを確認してから走りだします(エンジンを吹かす必要はない)
走った感想
エンジンフィール最高!

12月ですが外気温は12度、水温は70度を下回る、ツーリングをしてみました
- エンジンフィールはMOTUL 300Vと同等
- 高回転まで超スムーズに回る
- シフトフィールは、かなり良くなった
- エンジン音の歯切れが良くなった
送料込みで4Lを7000円なら、一番コスパ良いと感じました
ワコーズのPRO STAGEも、油膜が厚い印象でしたし、性能ダウンも穏やかでしたが、エンジンフィールはRS4GPが圧倒的に良いです
elfとKAWASAKIのコラボ製品”冴速 10W-40“(4Lで8000円)と悩みました
値段を見て(4Lで1000円安い)RS4GPにしましたが、大正解でした
走行距離メモ

次回交換は、約3万キロを予定