ZX-10Rのオイル交換をしてみた
これまでは、ヤマルーブ RS4 GPを入れていたんだけれど、プレミアムシンセティックへ銘柄を変更してみた
プレミアムシンセティック(噛みそうな名前)は、RS4GPが登場するまで、ヤマルーブにおいて最高級オイルの位置付けだったオイルだ
目次
オイルの概要
ヤマルーブ プレミアムシンセティック

- SAE粘度規格:10W-40
- 100%化学合成油(全合成油)
- JASO:MA
プレミアムシンセティックは、RS4 GPの1ランク下の製品だ
中型車〜大型車向けのオイルとなる
YZF-R1の純正指定オイルにもなっているからZX-10Rへ使っても特に問題はないはずだ
実はこの頃、パッケージが変更された

どうでも良い話だけれど、僕が大学生の時代(いまから5年くらい前)には、プレミアムシンセティックといえばパッケージはこれだった
ZX-10Rのオイルを交換
古いオイル(RS4 GP)を抜く

交換前は、エンジンのアイドリング音のガラガラ音が大きくなっていて、5000km走行のオイル(RS4GP)は、ドス黒かった…
RS4 GPを入れた直後のエンジンフィーリングは最高に良くて、ZX-10Rの荒削りなエンジンをマイルドに感じた
それに、シフトチェンジも超スムーズになって、ビックリするほどにスコスコ入るようになった経験がある
ドレンボルトを締める

オイルを抜いた後は、トルクレンチを29N・mにセットしてドレンボルトを締めた

デイトナのドレンワッシャーを使った
新しいオイル(プレミアムシンセティック)を入れる

新しいプレミアムシンセティックは、茶色な色をしていた
なんとなくワコーズのプロステージに近い見た目
結論から言うと、フィーリングも凄くにていた
今回はエレメントを交換していないので、2.9Lのオイルを注いだ

RS4 GPを入れた時の写真で、RS4 GPは赤い色だった
オイル交換後、近所を走った感想

プレミアムシンセティックは、使えなくはないけれど、確実にRS4 GPの方が、10Rにはマッチしているように感じた
差額が2,500円しかないなら、RS4 GPを入れた方が良い印象だ
シフトチェンジの印象
シフトチェンジのフィーリングでは、プレミアムシンセティックはRS4 GPに大きく劣っていた(悪いわけではないけれど)
特に水温が低い74度付近では、プレミアムシンセティックはミッションの入りが悪い
水温が85度~90度付近を指す頃に、少しは改善されたけれど、RS4 GPには遠く及ばない印象だった
エンジンのトルク感
RS4 GPの方が確実にあるように感じた
プレミアムシンセティックはワコーズのプロステージを入れた時と同じトルク感だった
オイル交換直後のエンジンのマイルド感もRS4 GPの方が確実にあったように感じる
2,500円の差額ならRS4 GPを選びたい
プレミアムシンセティックは、純正指定だから10RのようなSSに入れて普通に使えなくは無いけれど、RS4GPにオイル性能は大きく劣ることが分かった
この性能差が2,500円で埋まるなら、僕は今度からRS4GPを買おうと思った
逆にZX-10Rのような、トップエンドのSSではないバイクなら、別にプレミアムシンセティックでも悪くないように思う