RX-8

【DIY】ステアリングタイロッドを社外品へ交換してみた

RX-8にこの間、「車高調」と「アジャスタブルスタビリンクロッド」を装着してみた

まあ、車高は下がって、普通に峠を走る分には、気持ち良い仕様になりつつあるけれど、まだまだな感じだ。

さらに走りをアップデートする為に、今回はAutoexe製のステアリングタイロッドエンドを装着してみた。

Autoexeステアリングタイロッドエンドとは?

ステアリングと前輪左右のナックル部を連結し、タイヤの向きを変えるタイロッドは、量産車高を基準に設計されている。そのため、車高ダウン時にはタイロッドの角度が変化し、コーナリング時のトー変化(バンプステア)を誘発してしまう。「スポーツタイロッドエンド」は、ボールジョイント部の長さを変更することで、ローダウン時のタイロッド角を適正値に補正し本来のステア特性を復活させる。きめ細やかな“乗り味”を求めるユーザーにお勧めしたいアイテムだ。素材に高強度な鍛造炭素鋼(S45C)を用いている点も見逃せない。

これらはAutoexe公式サイトからの引用

ステアリングタイロッドエンド付属品

  • ステアリングタイロッドエンド 2本
  • ワッシャー 2枚
  • 平行ピン 2枚

あった方が良い純正部品

元々RX-8に装着されていたステアリングタイロッド周辺のボルトが錆びていたから、新品に交換した。

・9992-11-400:タイロッドエンドとステアリングラックのダブルロックナット

・9YB0-41-208:タイロッドとナックルを締結するナット

・GG2M-32-281A:平行ピン(Autoexeの付属品でも問題ない。)

ステアリングタイロッドエンドの取替え方

タイロッドエンドのナックル側ボルトを緩める

六角ナットは17mm。外す前にラスペネを吹くのがおすすめ。ゴミが付着しているだろうから、ワイヤーブラシで掃除もしておこう。

僕はアストロプロダクツで買った、1/2ソケットのロングブレーカーを使って外した。元々50N・mくらいで締結されているだけなので、ロングブレーカーを使えば簡単に外すことが出来る。

1/2ソケットは、エマーソンの4,000円くらいで購入できる激安トルクレンチ付属品を使ったけれど、ナットが舐めるようなこともなくて、簡単に外せた。

ナットは完全に外さない

外した六角ナットは、少し外れかけの状態にしておく。

このタイロッドエンドはナックルに圧入されている。ナックルの圧入部外径面を、ハンマーで叩けば外れるけれど、常時圧入を外す方向へテンションをかけておく必要がある。

これは1人で作業する時には、難しい作業になるから、次に紹介する工具を使う。

タイロッドエンドセパレーターを使う

写真で示した箇所をホームセンターの建築工具コーナーで買える、ボールピンハンマーでぶっ叩く。

タイロッドエンドセパレータのネジを締め込んでいくと、ステアリングタイロッドを抜く方向へ力がかかるワケだ。ただ、この力をメインにトルクをかけていくと、アルミ製のナックルが割れてしまうことがあるから、ラチェットでグッって感じ(25N・mくらいな感覚)まできたら、後は写真部をハンマーで叩けば外れるはずだ。

これは外れた時の写真。ナットがストッパーの役割を果たしているから、外れた勢いで周辺部品を傷つけることは無い。

逆に外した時は、タイロッドエンドセパレート(ストレートの工具)が、写真の位置にほぼ垂直落下してくる。

この位置に足を置くのは危険だから気をつけよう。工具にひもをくくりつける方法もあるけれど、予想外の方向に飛んでくるから、素直に地面に落とす方が良いと思う。

タイロッドエンド根本のナットを外す

ここには19mmと21mmのレンチを使う。ラスペネとワイヤーブラシによる清掃を必ず行おう。ここのネジ山をダメにすると、ステアリングラックごと交換しないといけなくなるからだ。

ネジロックで強固に締結されているので、頑丈なレンチがおすすめだ。僕はKTCのレンチを買って作業した。

ナットを外す時には、ネジ山の方向を良くみよう。ナットとタイロッドが離れる方向に必ず回す。誤ってタイロッドエンドをねじ切らないように注意だ。

ナットとタイロッドエンドを緩めることが出来ても、ナットの中に付いたネジロックが原因で、ナットがタイロッドと共回りする。ステアリングラック側の13mm二面幅を掴みながらネジロックで動かなくなったナットを緩める。

ワイヤーブラシでネジ部分を清掃しておいた。古いネジロックもナットがスルスルと回るように、取り除いておく。

タイロッドエンドをナックル側から取り付ける

ナックル側のタイロッドエンドを取り付ける。事前にナットの座面なんかは清掃しておこう。締め付けトルクは50N・mで締めた。ちなみに47~59N・mが指定トルク。

使ったのは、毎度おなじみエマーソンのトルクレンチ。

ナットを締め付けたら、平行ピンをさしこんで、ナックル側の作業は終わり、次にタイロッドエンドの根本を締結する。

タイロッドエンドの根本のナットを締める

オートエクゼのタイロッドエンドは二面幅が、20mmで純正の19mmより大きかった。

20mmのレンチを持っていなかったから、19mmで写真の部分を挟んで締め込んだ。

本体はS45Cだから、締め付ける時に発生するねじる力(ねじりモーメント)を考えても、写真の位置で全く問題ない。

テルクレンチで締め込む。ここのトルクは今回買ったタイロッドエンドに記載がないけれど、そもそも走行中に、このナットを緩めるような大きな力は発生しないから、ネジがねじ切れない程度の力で良い。(気になる人はディーラーへ問い合わせしても良いかも)

これで取り付けは完了だ。

純正のタイロッドエンドとの比較

純正のタイロッドより10mmほど、オートエクゼのタイロッドエンドの方が分厚くなった。

実際に装着して走ってみた感想

装着後、走りの違いがハッキリとわかる。

特に段差を乗り上げた時、ナチュラルなフィーリングになる。

ハンドルの振られ方でそう思った。車高調を導入しただけの時では、段差を乗り上げた場合に、ハンドルが振られるような感覚があった。しかし、タイロッドを変更した後は、変に振られることもなくなった。

この変に振られるって話だけれど、これまでは地面の凹凸に合わせて進行方向が突然変えられていたんだよね。多分、急な段差を通過してショックアブソーバーが縮められた際のスカッフ変化が、大きくなりすぎていたんだと思う。(スカッフ変化で合ってるよね?仕事で使わないから、最近、大学時代に毎日死ぬほど勉強してきたシャシーの内容を失念してきた…)

ステアリングセンターは超狂ってしまった

Autoexeの説明書には、ネジ山から5.25mmの位置。と記載があったので、それに合わせてセットすればステアリングセンターはキープできるだろう…と凄く安易に思って取り付けてみた。

結果は、超ステアリングセンターがズレてしまった!!

トーを目視である程度合わせて、実走してみてハンドルセンターにセットして車両がどちらへ振れるのか?確認して何度も調整して、それなりにハンドルセンターは出せたけれど、すごーく面倒だったから、素直に取り付けを外注するか、自分で取り付けた後はアライメント調整を外注した方が良い。

まとめ

車高調を導入して、段差を乗り上げた時に、振られを感じる人はステアリングタイロッドを疑ってみよう。ハンドルセンターを出すのが面倒なのは覚悟すべき。DIY取り付け後、最低でもディーラーなんかでサイドスリップを見てもらったり、アライメント調整をショップにお願いすることになると思う。

ちなみに、僕はもうアライメント調整を外注した。今度は、その結果を記事にしてみようと思う。(過去のRX-8でも一度やったから、下記にリンクを載せておきます。)

車高調導入後のRX-8をアライメント調整して走りがグッと良くなった先日、RX-8に車高調を導入した記事を書きました。 車高調導入は自分で行いましたが、ずっとハンドルのセンターがずれていて、真っすぐ...
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タカヒロ
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東海地方に住む27歳で、機械系エンジニアとして会社員してます。趣味はバイクやクルマを整備すること。今の愛車はRX-8とZX-10RとPCX。このブログでは、DIYした整備の内容や役立ったケミカルなんかをメインに紹介します。詳細はこちら

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