6.9万キロ走ったRX-8の窓が故障しました
具体的には、ガリガリと音を立てて、窓の開け閉めができなくなってしまいました
ウィンドウを上げ下げするモーターが壊れてしまったので、ヤフオクで落とした中古品に交換して修理してみました
目次
ウィンドウモーターの故障は定番


ウィンドウモーターは、この部品です
RX-8は、デミオやベリーサと共用。
純正品番:GJ6A5958XF(運転席側)
運転席と助手席でモーターの品番が異なります
みんカラを見ると、RX-8は故障率が高い部品のようです

中には写真の樹脂歯車が入っていて、これがウィンドウの上げ下げをしています
ただ、この樹脂歯車は割れやすいです
僕のRX-8もガリガリと音を立てていたのは、この樹脂パーツが割れていたからです
修理の選択肢は3つある
- フリマ(ヤフオクとか)で中古モーターを買って付ける
- モーターをOHして修理する
- ディーラーへ丸投げ
僕は、ヤフオクでデミオ用の中古品を落札して装着しました
ヤフオクで中古モーターを買ってみる
14万キロ走った2004年製のデミオのモーターを落札してみました
1,000円の送料込み3,500円で、解体業者からゲットです
14万キロのモーターですが、交換後は絶好調でした!

ヤフオクで落札する時、製造年月日が気になると思います
この写真は僕の2012年製のRX-8の故障したモーターです
ロッドナンバーはQD211X28の部分で、2004年あたりのモーターは頭品番がTNになっています
僕が落札した14万キロの2004年デミオもTNでした
古いモーターですが、中身の樹脂歯車は割れていないので、動作に問題はありませんでした
モーターをOHして樹脂歯車を交換する
実はモーターの中身が、アマゾンで売っています
サードパーティ製ですが、十分に使えます
僕は取り外したモーターを分解してストックしておくつもりです
ディーラーへ丸投げ
- モーター:12,000円
- ウィンドウアーム:6,500円
- 工賃:6,000円
合計:24,500円
ウィンドウアームを交換する必要がない!と思うかもしれませんが、ディーラーなのでモーターだけ交換する。ということは無いです
仮にモーターだけを交換して、故障が改善されず、アームが故障していたら、組み替え工賃が2度も発生してしまうからです
そうは言っても、ディーラーへの外注が確実かつ楽だと思います
一番安いのはオーバーホール。納期がネック
費用をまとめます
- 中古モーター:3,500円
- 故障したモーターのオーバーホール:1,500円
- ディーラー:24,000円
ダントツで安いのは、OHですね
デメリットとしては、サードパーティ製は海外から運ばれてくるので、納期が長いことです
僕もOHで対応するつもりですが、Amazonからの発注だと1〜2週間かかるという話で断念しました

ウィンドウモーターが壊れてからは、この状態でした
早くモーターをゲットしないと、雨が降ったら終わりです
ヤフオクで落札後も、速攻で支払って、出品者へ発送の催促をしました
ディーラーの場合だと、部品入手は早いので2〜3日あればOKだと思います
ウィンドウモーター交換は内装を剥がすだけ
運転席側のモーターが壊れてしまいましたが、基本的に助手席も同じ作業手順です
RX-8の内装は3本のプラスネジ、各ツメで固定されているだけです

BOSEのツィータースピーカーが入っている内装をとります
ツメで引っかかっているだけなので、手前に引っ張れば外れます
スピーカーの配線があるので、あまり豪快に引っ張らないように注意が必要です

次にドアポケットに隠しプラスネジがあるので、外します


エーモン工業の内装剥がしで優しくスイッチを外します
このスイッチの背面にも、配線はありますので、注意です
ここはピアノブラックで艶塗装されているので、マイナスドライバーで外すと傷つける可能性大です

最後に、ドアの部分にあるメクラを、細いマイナスドライバーで開けて見えるプラスネジを外します
その後、ドア内装がツメで止まっている箇所を、エーモンの内装剥がしで1個ずつ外します
なお樹脂ピンは確実に経年劣化で、2,3個破損します
予備を準備しておいた方が良いです。ちなみに、先日修理したサイドステップと同じものでした


モーターは3つのボルトで固定されているだけです

3つのボルトを緩めて、モーター本体を手前に引くだけです
あとは、新しいモーターに交換するだけで作業は完了です